SPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール)成果報告会

SPHの指定から早いもので1年が過ぎようとしています。その1年を締めくくる成果報告会が127日に行われました。「海を活かす・守る・興す人づくり」のテーマのもとにすすめている研修や研究の報告を類型ごとに行いました。

報告会には、全校生徒の他水産業関係者や県内外の高校関係者から参加して頂きました。

海洋技術科航海系は、「日本海沖のクロマグロ調査」、「日本海のイカ資源調査」、「山形県の定置網漁業」、「山形県の海洋教育」について山形県の水産物の漁獲量向上や鮮度向上、イカの活魚輸送やネット販売など付加価値向上を図るための研究、地域の担い手育成を兼ねた海洋教育の在り方などを発表しました。

海洋技術科工学系は、「窒素氷の研究」、「メタンハイドレードの研究」、「電光掲示板の制作」、授業で習うCADソフト(製図道具)を使っての「デザイン折り紙」について山形県の沖合の海底にあるメタンハイドレード、魔法の氷と言われる窒素氷の鮮度保持実験、電気の仕組や構造を理解して作成した電光掲示板、加茂水族館と協力し子供達でも簡単に折れるクラゲ折り紙など今後の山形県の水産業や資源開発、海洋教育に繋がるような発表でした。

海洋資源科食品系は、「製造実習における廃棄物の再利用について」、「ベニズワイガニの有効活用」、「日本海のサンマでサンマ節の製品開発」について製造実習中に出るマグロの血合い肉の有効活用やベニズワイガニの殻の有効活用、普段捨てるものを発想転換して製品化に向けた研究、本校で獲っている日本海のサンマを利用してサンマ節を作る研究は、缶詰だけでなく、出汁や隠し味にも使用できるような発表でした。

海洋資源科アクアライフ系では、「新しい藻場造成法の研究」、「レインボービーチにおける食物連鎖の解析」、「新しいイワノリ養殖の研究」、「レインボービーチにおけるアワビの食害調査」について、学校裏のレインボービーチを有効利用しての研究が行われていました。海の中の現状や生態系を調査して、藻場の造成やアワビの資源確保などをまとめた発表でした。

今回の成果報告会では外部の方々よりたくさんのアドバイスを頂く事ができました。

今回の経験と研究を1・2年生が引継ぎ、残り2年さらに良い研究ができるように切磋琢磨してほしいと思います。